アロマテラピー

エッセンシャルオイル(精油)の種類

癒しやリラックスの手段として注目を集めているアロマテラピー。その鍵を握るのがエッセンシャルオイル(精油)です。植物から抽出されたオイルを香りを活用することによってリラックス効果を得ることができます。その活用方法も多彩で、純粋に香りを楽しむ方法からマッサージなどに使用し精油の成分は肌から浸透させる方法まで、じつにさまざまな選択肢があるのが魅力のひとつとなっています。

 

そんなアロマテラピーの特徴が多彩なエッセンシャルオイル(精油)の種類。それぞれの種類によって香りの性質が異なるほか、効果効能も異なってきます。その人の気分によって使用するものを変えるほか、目的とする効能によってその都度選択することができます。そうすることによって毎回異なる楽しみを味わうことができるわけです。

 

ではエッセンシャルオイル(精油)にはどのような種類があるのでしょうか。非常にたくさんの種類があるため、ひとつひとつを挙げることはできませんが、原料となる植物や効能、香りによって大まかな分類が行われています。

 

代表的なところとしてはまずフローラル系。花から抽出したエッセンシャルオイル(精油)です。香りのよさが魅力です。それからシトラス系。これはおもに柑橘類から抽出したもので、新鮮な香りと感覚が特徴となっています。ハーブから抽出されるのがハーバル系。爽快感とすっきりした間隔が特徴です。そしてウッディ系。樹皮や木の葉から抽出したもので。すがすがしく精神へのリラックス効果が人気です。そのほかスパイスから抽出されるスパイシー系やアジア地域を原産地とする植物から抽出されるエキゾチック系などがあります。

 

こうした種類の中から自分にあったものを選んで楽しむことになるのです。

シトラス系(柑橘系)

おもに柑橘類の植物から抽出したエッセンシャルオイルをシトラス系(柑橘系)と呼んでいます。ただすべてが柑橘類から抽出されているわけではなく、香りが同じようなタイプのものもシトラス系(柑橘系)に分類されています。

 

柑橘類の果皮から抽出されることが多いこのシトラス系(柑橘類)。その香りのイメージもその通りのものです。みかんの皮を剥いた時の独特の香り、あれがシトラス系(柑橘系)の大きな特徴となっています。爽快でかいでいるだけでリフレッシュすることができるような香りです。

 

このタイプのエッセンシャルオイルの最大の効果効能はやはりリフレッシュ効果です。精神面でいまひとつさえない状況が続いている、体がだるい、慢性的な疲労が抜けないといった時に活用すると心地よいリフレッシュ感を得ることができるでしょう。また睡眠不足の際になどに活用すると目が冴えて頭が回転するようになる効果も期待できます。楽天的で開放的な気分に持っていくこともできるでしょう。

 

また、消化不良や便秘の解消にも効果があるといわれています。女性には肌トラブルの解消などの効果も期待できるともいいます。

 

代表的なエッセンシャルオイルとしてはオレンジスィート、グレープフルーツ、ベルガモット、マンダリン、レモンなどが挙げられます。

 

もっとも身近で、しかも好き嫌いが少ないタイプといえるでしょう。エッセンシャルオイルの初心者にもお勧めです。これからアロマテラピーを試してみようと思っている人はまずこのシトラス系(柑橘系)から試してみるとよいのではないでしょうか。

ウッディ系(樹木系)

樹皮や木の葉など樹木を材料に精製させるエッセンシャルオイルがウッディ系(樹木系)です。

 

森林浴など、樹木がもたらす癒し効果に注目が集まっています。木々に囲まれた場所に漂う独特の空気と雰囲気。そんな魅力をエッセンシャルオイルとして封じ込めたのがウッディ系(樹木系)なのです。香りを深く吸い込めば吸い込むほどのそのすがすがしい香りが心に染み渡っていきます。自宅にいながら森林浴を楽しむような感覚を味わうこともできるでしょう。このタイプのエッセンシャルオイルの多くは水蒸気蒸発法によって抽出されています。

 

おもな効果効能としてはまず集中力と活力のアップ。木々に囲まれた場所にいると集中力が高まることは広く知られています。不摂生な生活や不規則な生活を送って集中力が乱れたり、活力が衰えている場合に活用するととくに高い効果が期待できるでしょう。ストレスの解消効果もこのウッディ系(樹木系)に期待できる効果効能として挙げられるでしょう。

 

身体への効果効能としては循環系の疾患や月経痛、リンパ系の機能向上、アンチエイジング、気管支炎、リューマチなどの効果効能が知られています。

 

このタイプのエッセンシャルオイルの代表格としてはローズウッド、ユーカリ、シダーウッド、サイプレス、パイン、ティートリーなどが挙げられます。種類によってそれぞれ効果効能が若干異なる場合もありますから、興味がある人は細かくチェックしてみるとよいでしょう。都会暮らしで緑と接する機会がない人や落ち着いた環境が欲しいと思っている人に向いているエッセンシャルオイルといえそうです。

フローラル系

アロマテラピーに使用されるエッセンシャルオイルの中でももっとも人気が高く、いかにも効果がありそうなタイプなのがフローラル系です。これは植物の花の部分から抽出されたものです。

 

エッセンシャルオイルの最大の魅力はなんといっても香り。その意味でもフローラル系はエッセンシャルオイルを代表するタイプといえるでしょう。フラワーショップを訪れた時に味わうことができる花々のかぐわしい香りをそのままアロマテラピーに活用することができます。味気ない日常生活を甘く美しい空間に演出することができるのです。

 

その効果効能はなんといってもリラックス効果。フローラル系の香りを漂わせるだけで日常生活から離れ、心身ともに開放的な気分に浸ることができるでしょう。蓄積したストレスの緩和、ストレスや疲労によって乱れた自律神経の調節などもフローラル系の重要な役割です。最近ではうつ病への効果に対しても注目が集まりつつあります。

 

体への効果効能としては不眠症の改善、頭痛、神経痛の解消、やけどの治療などが挙げられます。ますその香りで虫除けにも役だつことが知られており、安全で心地よい虫除けとして夏場に使用されるケース増えています。

 

フローラル系を代表するエッセンシャルオイルとしてはまずローズ、それからラベンダーが挙げられます。それからジャスミン、カモミールなど。エッセンシャルオイルの中でもとりわけ知名度の高い種類が並びます。エッセンシャルオイルを代表するタイプといっても過言ではないでしょう。