アロマテラピー

ハーバル系(ハーブ系)

ハーバル系(ハーブ系)とはその名の通りハーブをおもな原料として作られているエッセンシャルオイルです。自家栽培やハーブティーなどでも注目されているハーブの葉や花、あるいは種から抽出することによって作られます。

 

ハーバル系の特徴は爽快感にあります。派手な香りはありませんが、心身にじっくりと染み渡ってくるような香りが多いのが特徴です。甘い香りは少なく、ほろ苦さを感じさせる香りなど独特の魅力を持ったものが多いのもハーバル系(ハーブ系)の特徴といえるでしょう。あまり香りがきつくなく、さっぱりしたものが多いため、好き嫌いもなく幅広い人たちの間で愛用されています。

 

その効果としてはやはりまずリフレッシュ効果。清涼感溢れる香りでストレスを解消してくれる効果があります。また前向きに気分にさせてくれる効果もあるので心機一転、新たな生活を送りたいと思っているときにもお勧めです。なんだがこのごろ惰性で生きているような気がする、といった時に活用するととくに効果を実感することができるのではないでしょうか。

 

体への効果としては消化不良や吐き気の改善、血行不良の解消、頭痛や体のこわばりの改善などが期待できます。また集中力の向上や、スポーツの前後に行うマッサージに活用すると非常に高い効果がもたらされるといわれています。

 

ハーバル系(ハーブ系)を代表するエッセンシャルオイルとしてはローズマリー、ペパーミント、バジル、ゼラニウム、クラリセージなどが挙げられます。香りがきついエッセンシャルオイルは苦手、という人はまずこのハーバル系(ハーブ系)を試してみるとよいのではないでしょうか。

エキゾティック系

アロマテラピーに活用されるエッセンシャルオイルの中でもとくに個性的なのがエキゾティック系と呼ばれるタイプです。この名称はアジア地域に広く分布している植物を原料にしているところからつけられています。そのため他のタイプとは異なり材料は非常に幅広く、花や茎、樹木などさまざまなものが抽出されたエッセンシャルオイルが含まれています。

 

最大の特徴はその名称の通りエキゾティックな雰囲気を感じさせてくれる独特の魅力にあります。甘い香りが多いほか、どこか野性的な雰囲気を漂わせるものも多く、派手さと深みを兼ね備えている点が大きな特徴となっています。アジアに対する関心が高まっている今、室内をアジアンテイストに演出できる効果的な方法にもなります。

 

効果効能としてはリラックス効果とストレス解消。エキゾティックな地域にトリップしたような気分を味わうことで現実世界のしがらみから脱し、深いリラックス効果を味わうことができるでしょう。ストレスや心身の疲労の解消が期待できるほか、人生をより前向きに楽しむアクティブな思考をもたらしてくれます。

 

体への効果効能としては高血圧の改善、乾燥肌の改善、膀胱炎予防などが挙げられます。また催淫効果があることも知られています。

 

エキゾティック系に含まれるエッセンシャルオイルとしてはインド南部に多く自生しているサンダルウッド、インドネシア原産のイランイラン、アジア熱帯地方原産のパチュリーなどが挙げられます。エキゾティック系はその個性の強さが最大のポイントとなっています。一味違う魅力を味わいたい人にお勧めです。

スパイシー系

数あるエッセンシャルオイルの中でもとりわけ強烈で刺激的な香りを楽しむことができるのがスパイシー系です。その名の通りスパイスを原料としており、その葉や実から抽出したエッセンシャルオイルとなっています。

 

料理でもおなじみのスパイス。スパイシー系ではそんな香りをたっぷりと味わうことができます。香りとして味わうことができるようややマイルドにしてあるのが特徴で、同時に刺激を味わうことができます。

 

効果効能としてはリラックス効果もありますが、それ以上にリフレッシュ効果が挙げられます。ピリッとした刺激で気持ちの切り替えることができるでしょう。たとえば失敗や失恋などで落ち込んでいる場合などに使用することで心の切り替えを後押ししてくれます。また後ろ向きな気持ちになってしまっている場合にも前向きに気分を取り戻す助けとなってくれるはずです。

 

また、体を温める効果もあるため、冷え性の改善も期待できます。また香辛料の独特の香りから食欲増進にも役だってくれます。ほかには消化器系の機能改善、悪寒の解消、虚弱、リューマチ対策にも効果的といわれています。風邪・インフルエンザにかかった際にも活用すると健康増進に役だつと言われています。

 

そんなスパイシー系のエッセンシャルオイルにはおなじみのものがズラリと並んでいます。ジンジャー、シナモン、ブラックペッパー、あるいはクローブ、コリアンダーなどです。他のエッセンシャルオイルとは一味違う刺激的な魅力に触れたい人は試してみてはいかがでしょうか。

バルサミック系(樹脂系)

エッセンシャルオイルというと花や葉から抽出されるものが一般的にイメージされます。しかし樹脂から抽出されるものもあります。それがバルサミック系(樹脂系)と呼ばれるものです。水蒸気抽出法によって抽出され精製されます。

 

このバルサミック系(樹脂系)の最大の特徴は重厚な香りにあります。樹脂の香りということもあり、花や木の葉のような甘く爽やかな香りよりも樹木本来の深い香りを味わうことができるのです。森林に漂う人を安心させ、深い思考へと誘ってくれるような香りがバルサミック系(樹脂系)には備わっているのです。また他のエッセンシャルオイルに比べて香りが長持ちするのもこのタイプの大きな特徴です。

 

効果効能としては心身のバランスの調節。ストレス解消はもちろん、緊張状態が続いたことで高ぶっている心を抑える効果が期待できます。自律神経のバランスを整えることでホルモンバランスの調節、免疫機能の改善、調節効果なども期待できるでしょう。瞑想効果もあるため、単に癒されるだけでなく、深い考えることで落ち着きを取り戻すこともできます。

 

体への効果としてはアンチエイジング効果が注目されています。肌の老化のほか、肌の感染症の予防にも効果的です。さらに口腔潰瘍や歯肉疾患など口内の疾患に対しても効果を発揮すると言われています。

 

このバルサミック系(樹脂系)を代表するエッセンシャルオイルとしては北米に多く自生しているフランキンセンス、東アフリカに多く自生しているミルラなどが挙げられています。どちらも古代からその効能が知られ、広く活用されてきたものです。